2020.02.23 07:16最強パスポートこんにちは。アセアン進出支援協会の阿部です。 査証(ビザ)欄に葛飾北斎の「富岳三十六景」を図柄に取り入れた、新しいデザインのパスポートが発行されという記事が日本経済新聞(1月22日)に掲載されていました。 (参照元はこちら) https://www.nikkei.com/article/DGXMZO54653070R20C20A1MM8000/ 日本のパスポート保有率は2006年以降減少し、2017年には22.8%まで落ち込みましたが、2018年は4年ぶりに上転し、23.4%まで回復しています。海外在住者も含めると、有効な旅券数は2993万冊になるそうです。
2020.02.21 23:42EUが決定したカンボジアへの経済制裁に思うことこんにちは。アセアン進出支援協会の阿部です。 ”カンボジア経済は2004年から2007年までの4年間,10%を超える高い経済成長を記録した。しかし,サブプライムローン問題に端を発した世界同時不況の影響を受け,2009年の経済成長率は0.1%まで落ち込んだものの,翌年の2010年には6.1%にまで回復し,2011年以降は7%成長を続けている。(中略)堅調な縫製品等の輸出品,建設業,サービス業及び海外直接投資の順調な増加により,今後も安定した経済成長が見込まれている。” これは外務省がカンボジアの経済概況を紹介している基礎データ(https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/cambodia/data.html)...
2020.02.08 02:00新型コロナウィルス対応にみるアセアンと中国の関係こんにちは。アセアン進出支援協会の阿部です。オリンピックイヤーに水を差すようなウィルスの感染拡大が予断を許さない状況が続いています。日本ではクルーズ船における感染者拡大の話題が注目を集めていますが、中国本土以外での感染者数は、シンガポールに次いで、日本とタイが並んで諸外国では多い数となっており、シンガポールは東南アジアのハブとして、また日本とタイは中国からの環境客の人気1、2位を集めてきた実績がまるで皮肉のようにも写ります。 日本経済新聞から出されているコロナウィルスの感染マップ( https://vdata.nikkei.com/newsgraphics/coronavirus-world-map/)によると、日本を含めたアセア...
2020.02.01 03:09環境問題待ったなしこんにちは。アセアン進出支援協会の阿部です。今年の冬は暖冬で、スキー場に雪が少ないというニュースをよく耳にしました。夏に開催が予定されているオリンピックのマラソンも、会場が東京から札幌への開催に変更されるなど、環境にまつわる問題が様々なところへ波及しています。2018年11月にシンガポールで行われたアセアン関連首脳会議で、「ASEAN+3海洋プラスチックごみ協力アクション・イニシアティブ」が提唱されました。これは、日中韓との連携のもと、3R(リデュース、リユース、リサイクル)や廃棄物処理に係る能力機構、あるいはインフラ整備といったことについて、アセアンを支援していくとともに、海洋プラスチックごみ問題に係る意識啓発や科学的知見の充実・共有等の域内協力を進...
2020.01.27 10:12中国抜きでは語れないアセアンこんにちは。アセアン進出支援協会の阿部です。1月21日の日本経済新聞が、中国の外交戦略として東南アジアを個別に切り崩している構図がある記事を掲載しました。 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO54606370Q0A120C2FF1000/ 1月17日、中国の習近平国家主席は19年ぶりにミャンマーを訪れ、ミャンマーのアウンサンスーチー氏と会談を行い、「中国-ミャンマー経済回廊」の建設を進める方針で一致したことが発表されました。中国とアセアンの関係は、南シナ海を巡る問題が長年協議されていますが、南シナ海に直接面していないミャンマーとカンボジア、そして海なし国のラオスと経済活動を介して親密な関係を築...
2020.01.20 07:18有事への備え 様々な角度からの協調こんにちは。アセアン進出支援協会の阿部です。1月16日の日本経済新聞に、「日本の備蓄石油 アジアと融通 中東にらみ混乱に備え」と題する記事が掲載されました。(元記事はこちら 一部有料会員制です) https://www.nikkei.com/article/DGXMZO54486710W0A110C2EE8000/?from=rnikkei
2020.01.11 06:20新紙幣 日本の1万円札は渋沢栄一 ミャンマーでは…こんにちは。アセアン進出支援協会の阿部です。 1月7日の日本経済新聞が、「スー・チー氏、総選挙へ「父の威」新紙幣や映画で」と題した記事を掲載しています。 (https://www.nikkei.com/article/DGXMZO54116350X00C20A1910M00/?from=rnikkei) ミャンマーでは、今年1月8日から、ミャンマー建国の父として国民に慕われている「アウンサン将軍」の肖像画を用いた1000チャット(1チャット=0.0749円「2020年1月11日現在」)紙幣が、現地の銀行窓口でも交換できるようになるほか、昨年9月からは政府が一部関与する形で、アウンサン将軍の人生を描いた映画にも着手してい...
2020.01.04 05:052020年 新年のご挨拶新年あけましておめでとうございます。アセアン進出支援協会の阿部です。 2020年。今年は1964年に初めて日本でオリンピックが開催されてから、56年ぶりに夏季大会が開催されるということで、アジアでは初の同一年複数回の開催を迎え、国立競技場のリニューアルも終わり、だんだんその盛り上がりを感じさせてくれています。 同じく2020年の今年、日本でもお馴染みのF1レース(フォーミュラーワン)が、ベトナムのハノイで4月2日~5日まで開催されます。アセアンでのF1レースはこれまでシンガポールとマレーシアでは開催されていますが、経済成長著しいベトナムでも開催されることとなり、ベトナムが経済成長していることの象徴的な一イベントといえるでしょう。&...
2019.12.28 02:46アセアンの民主化度こんにちは。アセアン進出支援協会の阿部です。 12月26日の日本経済新聞に、「シンガポール政府 偽ニュース対策法を野党に適用連発」と題した記事が掲載されました。元記事はこちら☟ https://www.nikkei.com/article/DGXMZO53785450V21C19A2910M00/ 偽(フェイク)ニュースという言葉は、アメリカのトランプ大統領が誕生してから一気に拡散しましたが、ソーシャルメディアの台頭は、国の選挙に影響を及ぼし、またかつてエジプトでおきた「アラブの春」や今年起きた香港のデモ活動をみても明らかなように、今、情報は世界を一気に駆け巡ります。一方でFacebookをはじめとした個人間の繋がりから...
2019.12.14 07:45アセアンのスポーツの祭典 SEA Gamesこんにちは。アセアン進出支援協会の阿部です。 2年に1回、奇数年に開催されるアセアンのスポーツの祭典「東南アジア競技大会(South East Asian Games : SEA Games)」が11月~12月まで、フィリピンのマニラで開催されていました。 アセアン10カ国に東ティモールを加えた11カ国で開催されるこの大会の歴史は古く、第1回目は1959年にタイで、タイ・ミャンマー・マレーシア・シンガポール・ラオス・ベトナムの6カ国が集い開かれたということですから、アセアンの設立年(1967年)よりも前には、すでにスポーツレベルでは域国内での交流が勃興していたということが分かります。 競技種目は56種目、約1万人が参加...
2019.12.08 08:51後発国のかえる跳びの発展と先進国の進化を削ぐしがらみこんにちは。アセアン進出支援協会の阿部です。12月7日の日本経済新聞に、「ネット処方薬 普及遠く」と題した記事が掲載されていました。(参照記事はこちら「一部有料会員制です」) https://www.nikkei.com/article/DGXMZO53041030W9A201C1SHA000/ ネット処方薬はインターネットで服薬指導を受けた患者さんが自宅から購入できるという制度で、日本ではまだ試験的に一部の特区のみで利用が認められています。 医師がTV電話等を介して診察を行う「オンライン診療」についても、2018年から診療報酬で保険請求が認められたばかりですが、 ・初めての診察から6カ月以上を経過した患者さんを...